Jin's Report 2012

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そして、始まり

第20戦 9月8日

【移動距離13.8マイル/約約22.1km】
“Utah’s Own Rodeo” Salt Lake City, Utah. (PRCA)
“ユタズ・オウン・ロデオ” 
ユタ州ソルト・レイク・シティ

言葉がみつからなかった。
ライドを終えて、シュート裏に座り込み、動けなかった。
観に来ていたダスティン・ダニエルズと彼の父親が、歩み寄ってきて私の横に座り、励ましてくれていた。
この数日前、彼らの住む町まで行き、彼らのブルで練習させてもらったばかりだった。ダスティンも本来ならこの日出場する予定だったが、3週間前のロデオで右腕をブルに踏まれ、プレート3枚と骨をボルトで固定するという手術をしていた。つい先日、抜糸したばかりだ。
平日はソルトレイクにあるウェスタン・ショップで働き、週末になるといくつかのロデオでボランティアとして働いていた、ロビー。彼も観に来てくれていた。この日、ロープを巻くのを手伝い、動画を撮影してくれたのは、このロビーだった。

ソルトレイクのウェスタン・ショップ”AA Callister”にて働くロビー
ソルトレイクのウェスタン・ショップ”
AA Callister”にて働くロビー

2012年の、私のシーズンが終わった。
一度も8秒乗りきることなく、終わってしまった……。
残念とか、落胆とか、そういう言葉だけでは済ませられない、とんでもなく大きな壁に弾き返された感覚が、残った。

バー・T・ロデオ社 #410 Carpenter カーペンター
バー・T・ロデオ社 #410
Carpenter カーペンター

すでに一時帰国し、アルバイトを含めて東京での生活を始め、ビザの更新のために書類の整備なども始めた。
一つの終わりは、次の始まり。そう自分に言い聞かせている。
長い冬を、なるべく短く感じられるよう、来年に備えるのみ、だ。
この壁も、乗り越えよう。

左からこの日出場したマイルス&キャッシュ・ムースマン、私、ダスティン・ダニエルズ
左からこの日出場した
マイルス&キャッシュ・ムースマン、私、
ダスティン・ダニエルズ

今年も、多くの方々に支えられ競技を続けることができました。ユタで生活の拠点とさせてもらっているジョーンズ家をはじめ、両親、家族、日本とアメリカ、カナダに住む多くの友人たち。そして、お世話になったメディアの方々。この場を借りて、お礼申し上げます。

どうもありがとうございました。
また来年、

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